ほうれい線が出来てしまうと一気に老け込んだ顔になってしまいます。
自分の顔を鏡を見てびっくりしてしまう事はありませんか?
そう、私もその一人でした。
27歳のある時に地下鉄のガラスに写る自分のほうれい線の深さにショックを受けたものです。27歳ってアラサーだけど正直まだまだ大丈夫だと思っていた時期でした。
地下鉄には通勤でほぼ毎日乗っていて、毎回地下鉄に映る自分の顔をみてショックを受け続けており、このままではいけないと思いある日ヒアルロン酸を入れる決意をしました。
『…ちょっとヒアルロン酸入るかな?』くらいの気持ちでクリニックに行ったら(駆け込んだら)なんと通常量よりも多めに入ってしまったという2回目のショック。
結果1㏄以上を入れることとなった経験があります。
結果、私は27歳の時に1.3㏄がベストな量でした。
では自分のほうれい線のヒアルロン酸は平均何㏄くらいがベストなの?自分はどの程度入るのか?ヒアルロン酸はどのくらい注入するかで料金も大きく変わるので気になりますよね。
今回はあなたのほうれい線を理想の状態にする為には何㏄がベストなのか、必要知識をご紹介させて頂きたいと思います。
あなたのほうれい線の必要量とは
ほうれい線は思ったよりも多く入る箇所で、平均1㏄~2㏄です。涙袋は0.3ccくらい、顎も1㏄くらいが平均なので比較的多い箇所であることが分かるでしょう。ほうれい線は両側での必要量なので片側で0.5㏄~1㏄くらいとなります。20代~30代の方だと1㏄でだいぶ変化が分かるはずです。ほうれい線のヒアルロン酸が気になってから数年以上放置している30代後半~50代の方だと2㏄程度必要な人も増えてくるでしょう。
また、顔の作りで多く入る人とそうでない人もいます。
元々頬が出ている人や幼少期からほうれい線がある顔の作りの人は若くてもヒアルロン酸が多く入るでしょう。逆にお顔全体がフラットな作りの人は年齢を重ねてもあまりほうれい線が出にくかったりします。
あとはふくよかな人もお顔にシワが出来にくく、ほうれい線が出来にくい人が多いです。
さらに1回目が一番多くヒアルロン酸が入ります。何もない状態に入れる初回が一番多いので初回の料金が一番高くつくと思っておきましょう。
永久に持続できる施術ではありませんが2回目、3回目と継続していくと必要量が減っていき持続期間がどんどん長くなっていきますので安心してください。私個人は27歳から入れ続け、計4回ほどほうれい線にヒアルロン酸を注入していますが最後に注入したのが2年前でまだほうれい線は気になっていない状態です。
ですので“なくなってしまうから”という理由で入れていない人はもったいないです。
1回でも多く入れている人の方が確実に若く見られますので踏みとどまる必要はありません。
入れ過ぎるとおこるリスク
理想の状態を出来るだけ長く継続させるために必要量よりも多めに注入したがる人がいます。気持ちはとても分かりますが入れ過ぎるのはお勧めしません。
ほうれい線に限らず、ヒアルロン酸は“多く入れるほど減りが遅くなる”と言われていますが、だからといって必要量以上を入れてしまうと仕上がりに悪影響が出てきます。
入れなさすぎも変化が乏しくすぐなくなるので意味がありませんが、それ以上に入れ過ぎはお勧めしない選択です。
入れ過ぎる事でどのようなリスクが考えられるのでしょうか?
〈表情が動きにくくなる〉
ほうれい線は表情をよく動かす部分になります。特に口元に近いので笑顔、食事の時などで使う時に入れ過ぎていると上手く動かせなくなってしまいます。ヒアルロン酸をいれすぎるとほうれい線が無くなっても『なんか顔、不自然じゃない?』と周りに気が付かれてしまう事もあります。
〈“ヒアル顔”になり整形している雰囲気が出る〉
入れ過ぎるといわゆる“整形顔”になりやすくなります。入れ過ぎた人の特融の顔になってしまい、知らない人が見ても分かってしまうような状態になります。美的センスも合うクリニック選びが大切です。
〈ほうれい線が盛り上がった感じになる〉
ほうれい線の溝を埋めるだけでなくその溝が盛り上がってしまうくらい入れると逆にほうれい線が深く見えてしまう場合があります。
ほうれい線のヒアルロン酸はフラットにするのが目的です。入れ過ぎるとフラットではなくなってしまうリスクが出てきます。
〈しこりになりやすい〉
ヒアルロン酸を入れ過ぎてしまうとほうれい線部分にしこりが出来てしまう場合があります。しこりは基本的に見た目では分からない事がほとんどですが触ると違和感があったりしてずっと気になってしまう場合があります。
自分の適切な量を知る為に
自分の必要量は最終的に先生とのすり合わせが大切になります。
カウンセリングに行く際は下記を覚えておきましょう。
〈キャンペーンには騙されない〉
よくクリニック内のキャンペーンで安い金額でほうれい線にヒアルロン酸注入が出来るものがあります。魅力的な金額に飛びつきたくなりますが冷静になって一度クリニックに使用する最適な製剤を問い合わせてみましょう。通常使用しているものと違った場合はたいてい柔らかい製剤を使用しているのでおすすめではありません。
すぐなくなってしまい金ドブになる可能性が高いのでキャンペーンには気を付けましょう。
〈ほうれい線は人と比べられない〉
ほうれい線はその人その人で適切な仕上がりが異なる為写真を見せて『こんな感じにしてください!』というのが出来ない場所です。自分にはどのくらいの量が必要なのかを重要視してください。
〈実例が多い先生が間違いない〉
先生は指名しておいた方が間違いありません。先生指名が無いと新人の先生や非常勤の先生に施術させられる可能性が上がります。同じ金額なのに仕上がりに影響が出てしまうので事前にヒアルロン酸注入が上手な先生をリサーチしておくことが大切です。
まとめ
年齢や顔の作りによって必要なヒアルロン酸の量が大きく変わることが分かりました。事前に自分の状態を確認し知識を持ってカウンセリングに行く事で理想のほうれい線の状態にすることが出来そうです。