ヒアルロン酸注入で涙袋を作る時に失敗しない為の注意点とは

涙袋へのヒアルロン酸注入は目を大きく見せる事が出来て若々しい印象を与えます。

顔全体も可愛らしい雰囲気になるため幅広い層から人気の施術です。

施術時間も数十分で終わり、料金も比較的安価で受けられる部位のため気軽に施術をする方も多くいらっしゃいます。

しかし涙袋へのヒアルロン酸注入はいくつか注意点がありました。

今回は涙袋を作る時に失敗しない為の注意点をご紹介させて頂きます。

目の作りで涙袋が出やすい人と出来にくい人がいる

元々涙袋がある人や、笑うと涙袋がぷっくり出るタイプの人はヒアルロン酸を入れる事でさらにキレイな涙袋が形成されやすいでしょう。

一方で、涙袋が全くない人や皮膚が分厚い人は注入をしても理想の涙袋が出来ない場合があります。構造上涙袋が作りにくい状態なので、どれだけ多く注入しても仕上がりが不自然になるばかりで理想的な涙袋には中々なりません。

また、目の作りに左右差があり、涙袋が出やすい目と出にくい目の両方を持っている人もいます。シミュレーションで大体判断できるのでカウンセリング時に医師と細かな確認をしてください。尚、涙袋へのヒアルロン酸注入は量で料金が決まるところがほとんどなので、左右差が気になる人は入れる量を左右で分けてもらうように医師に相談してみると良いでしょう。

目の下にクマがある人は悪化する可能性がある

ヒアルロン酸注入前から目の下に膨らみがあるタイプのクマがある人は要注意です。

涙袋と目の下とてもは近いので、ヒアルロン酸を入れる事で2つが同化し、目の下のクマが大きく見えてしまう場合があります。

目の下のふくらみが気になっている人はさらに気になるリスクを考慮して注入しなければなりません。個人的には目の下のクマを先に治療し、その後涙袋へのヒアルロン酸注入を検討することをお勧めします。

たれ目、ハムラ―法の施術後は涙袋への注入が難しい

たれ目やハムラ―法など目の下の部分を切開する施術を先にする場合は、その後涙袋へのヒアルロン酸注入が難しくなってしまう場合があります。

理由としては施術後の皮膚の硬さによるものです。どのような傷も治る過程で一度硬くなり、その後数年かけて徐々に元の柔らかさに戻っていきます。

硬い状態の皮膚にヒアルロン酸を注入してもヒアルロン酸が持ち上がらない(形を形成できない)ため、注入部位が被っているたれ目やハムラ―法の施術後数年間は涙袋へのヒアルロン酸注入をしても綺麗な仕上がりにならない可能性があります。

尚、先にヒアルロン酸注入をしてからたれ目やハムラ―法の施術をすると、施術中にヒアルロン酸は出てきてしまうので無くなります。

どの施術を最優先にしたいかしっかり考えることが大切です。

入れ過ぎると皮膚が伸びてしまう

目の下の皮膚はとても薄いので、ヒアルロン酸をたくさん入れてしまうと皮膚が伸びてしまいます。皮膚が伸びてしまうと中々戻らないので、老化した時やヒアルロン酸が無くなった時に皮膚が余り老けた目元になってしまう可能性があります。

涙袋は入れ続けると適正量が自分自身で分かりにくくなってしまう部位です。

「もっと大きな涙袋が欲しい」とエスカレートして将来悲しい思いをしないように医師の指示に従って適切な量を注入しましょう。

入れ過ぎると青く透けて見える

皮膚が伸びてしまうのと、もう一つ、皮膚が青く透けて見える場合もあります。

元々皮膚の薄い人や、入れ過ぎてしまうと透けますが、女性は化粧で隠せてしまうのでたくさん入れたい人は気にせず注入する方もいます。

しかしスッピンになると不自然な色味になるので、バレたくない人や恋人に見られたくない人等は要注意です。

ヒアルロン酸の減り方は左右非対称の可能性がある

ヒアルロン酸注入は時間経過と共に無くなっていきますが、実はその減り方は均一ではありません。何もしなくても少しずつ減っていくものですが、例えば花粉症の時期に目をこすりすぎてしまったり、どちらかの目をよく触る癖があるような人は、減り方に大きな左右差が出る可能性があります。

マッサージ等も減る原因となりますので注入後の目元のマッサージは控えましょう。

注入直後は目元を触らないように意識しておくと減り方に差が出にくいです。

注入日をする前に知っておくと良い事

注意点をしっかり理解し、いざヒアルロン酸の注入を決意したなら下記の注意点も是非ご参考にしてみてください。

コンタクトは外していった方が安全

目元に麻酔をしたりするので眼球を動かしてしまう人が多いです。また、痛みでびっくりしたりしてコンタクトが施術中に取れてしまったりするので事前に外しておくのがお勧めです。

内出血が出る可能性がある

涙袋へのヒアルロン酸注入は局所麻酔や注入時に何度か針を刺すため内出血が出る可能性があります。内出血は大体1~2週間ほどで消失しますが、注入後直近で大切な予定は入れない方が良いでしょう。

まつ毛エクステやまつ毛パーマは注入前にする

まつ毛系の施術は必ず上下のまつ毛がくっつかないようにテープで固定をします。

注入直後にこれをしてしまうと仕上がりに影響が出る可能性があるので、まつ毛系の施術は注入前に済ませておくと良いでしょう。

塞栓の可能性

血管にヒアルロン酸が入ることで起こる塞栓にもしなった場合は、即座に溶かす必要があります。注入後に耐えきれないほどの痛みや皮膚の色が悪くなってきたら注入したクリニックに相談しましょう。

まとめ

涙袋へのヒアルロン酸注射は知識をしっかり持って正しいクリニック選びをすることでほとんど回避できます。

ヒアルロン酸を入れる前に確認し、失敗のない整形をしていきましょう。

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Ren美容ライター 兵庫県出身 36歳
悩みに悩んだ美容整形で失敗し人生どん底まで落ち込んだ私が今後私と同じような人が出ないように美容整形を経験された方の実体験や美容整形外科に勤務歴のある方からの確かな情報収集をまとめたブログサイトです。