もうメイクで不自然な涙袋を書くのは嫌だ!涙袋へのヒアルロン酸注入をしたい!
最近は特に涙袋を作るメイクも流行っていますね。
涙袋があると可愛らしく、若々しい表情になるので大変人気の施術です。
でも料金っていくらなんだろう?そもそも涙袋に入れるヒアルロン酸ってどんなものなんだろう?入れる量はどのくらいが適切?
いざ注入するとなると色々心配になってきますよね。
今回は涙袋へのヒアルロン酸注入でかかるお値段について詳しく解説させて頂きます。
ヒアルロン酸の製材と金額の関係
お値段について正しい知識を得るにはまず、ヒアルロン酸の製材について知るところから始まります。
ヒアルロン酸注入は同じ顔でも部位によって適している製剤が細かく分かれています。
顎や鼻はしっかりと形を形成する部位なので硬い製剤が適していますし、目の上や唇のちりめんシワ等は皮膚が薄い部位なので柔らかい製剤が適しています。
涙袋は比較的皮膚が薄い部分ですが、形を形成する部位なので唇やほうれい線等と同じ製剤を使用する事が多いでしょう。では使用できる製剤が決まっているのかと言うとそうではなく、クリニックによってお勧めしている製剤が多少異なってきます。
美容クリニックでよく使われているのは、ジュビダームビスタボリフトXCやジュビダームビスタボルベラXCなどの王道な製材です。大半のクリニックでジュビダームを取り扱っています。
ジュビダームビスタとは、国内で初めて厚生労働省の承認を受け、世界シェア1位のヒアルロン酸製剤を取り扱っています。
他にもRHA1、ミューラミスライト、クレヴィエル等様々な製剤の種類があります。
ではこのマイナーな製剤がダメかというと一概にもそうではありません。
今の時代、すぐ噂やクリニックの評判は広がるので怪しすぎる製剤を使用しているクリニックはほとんどないと言えるでしょう。
私が気を付けて欲しいと思うのが〈涙袋に適している硬さかどうか〉です。
ヒアルロン酸の硬さと金額の関係
大手のホームページでよくみるのが【数千円で涙袋のヒアルロン酸注入が可能です!】という広告です。しかし問合せをしてみると、涙袋に使うような硬さではない、柔らか過ぎる製剤にしている所がほとんどでした。製剤の特性を掘り下げて聞いてみると(かなり鬱陶しいお問合せだったと思います。)『…実は広告に出ている金額で案内できるヒアルロン酸は当院で取り扱っている製剤の中で一番柔らかい製剤です。もし、より高い持続を求めるのであれば~』と本当に適している製剤を紹介されました。もちろん最終的に紹介してもらったヒアルロン酸製剤の金額は跳ね上がります。
つまり、“どの会社のヒアルロン酸”を入れるという事よりも、“どの硬さのヒアルロン酸”を入れるかどうかが重要になってくるという事です。
ポイント①
涙袋へのヒアルロン酸注入をする際は、使用する製剤が涙袋の他にどこに使用出来るか聞いてみましょう。唇やほうれい線にも使用できるような製剤でしたら涙袋に適している硬さです。
お値段が安くても柔らかすぎる製剤では、数か月と持ちません。安くてもそれでは勿体ないので、値段にばかり目を向けないように気を付けてください。
次に、涙袋へのヒアルロン酸注入の適切な量はどのくらいなのでしょうか?
涙袋に入るヒアルロン酸の量と金額の関係性
実は、涙袋はかなり少量の注入で足りる部位です。
もちろんどの程度の涙袋が欲しいのか、涙袋が出にくいのか出やすいのかで適切な量は多少前後しますが0.05cc~0.8ccくらいが平均です。
(個人的には0.3cc程度が一番多い注入量だと思います。)
次に、販売方法がクリニックによって異なります。
入れ放題で金額が一律で決まっていたり、0.1ccから適している量を量り売りしてくれたり、1本購入(=1cc)でしか販売していなかったりと様々です。
もしあなたのお目元が0.1ccで十分の涙袋が出来るのに1本購入しないといけないクリニックに行ってしまったら大半が余ってしまいもったいないでしょう。
大きな涙袋を希望しているなら、一律で料金が決まっている入れ放題のクリニックを選べば満足できる仕上がりになりやすいです。
ポイント②
クリニックの提示している料金はどのような販売方法なのか確認しましょう。
また、カウンセリングでご自身のお目元はどの程度涙袋が入るのか医師に確認してもらいましょう。この二つを確認することで適正量と適正金額を把握できます。
販売方法は電話での問い合わせで確認できますが、適正量に関しては実際にお目元を確認してもらう必要があるので、数件に絞り込み各医師に聞いてみると失敗せず整形をしやすくなります。
最後に根本的な料金の目安です。
製剤0.1cc購入の場合
0.1ccは¥3,000~¥10,000くらいが平均的です。
元々涙袋があり、少量でも綺麗に仕上がる方はこの量でも変化を感じられます。
涙袋入れ放題の場合
入れ放題は¥40,000くらいが平均的です。
自分自身の適切な注入量が0.3ccを越えるのであれば入れ放題がお得です。
まとめ
涙袋へのヒアルロン酸注入のお値段は、製剤の硬さやご自身の適正量、クリニックの販売方法が異なります。このように正しい知識とクリニックの比較をしておくことで失敗しない整形が出来るようになりますのでご参考頂ければと思います。
ジュビダームビスタシリーズの購入の場合
ジュビダームシリーズは1本¥70,000~¥100,000くらいが平均的です。
倍以上の金額提示をしているクリニックは少々高いと言えるでしょう。