瞼(まぶた)の脂肪取りの方法ってどんなものがある?メリット・デメリットを解説

「目周りがいつも腫れぼったい感じに見える」
「二重メイクをしてもすぐ取れてしまう」
「瞼の脂肪のせいで目が小さく見えている気がする」

そんな悩みを抱えている方は、もしかしたら瞼の脂肪取りが適しているかもしれません。
実は脂肪取りには様々な種類や方法があります。
今回は各施術とそのメリット・デメリットを解説させて頂きます。

〈HIFU〉

切らない瞼の脂肪取りとして比較的気軽に出来るのがHIFUです。HIFUは大きく分けて3種類のモードがあり、皮膚を引き締め引き上げる効果、筋肉を焼き小顔やリフトアップをする効果、そして脂肪を溶かして引き上げる効果です。

また、HIFUにも種類があり、医療の資格を持っていなくても施術可能なエステ用ハイフと、医師が在籍していないと保有できない医療用ハイフがあります。もちろん効果や技術、安全面を考えると後者がお勧めです。
医療用でも調べてみると更に種類が豊富です。ダブロ、ソノクイーン、ウルトラウォーマー3…。HIFUは最新機械が定期的に登場します。HIFUはどんどん進化し、効果が高くなったのに前回の機械よりも痛くなくなったというような目まぐるしい進化があります。

そこで目安としていただきたいのが照射の種類です。
リフトアップが効果的な“ドットハイフ”、サイズダウンが効果的な“リニアハイフ”、ハリや繊細な場所には“ハイフシャワー”があります。目元の状態(脂肪を減らした方が良いのか、一緒に皮膚の引き上げもした方が良いのか等)相談してどのHIFUが一番適しているのかカウンセリングしてもらいましょう。

メリット

✓気軽に出来る
ハイフのダウンタイムはほとんどありません。当日~翌日にかけて軽い痛みや赤みが出る程度でしょう。次の日からメイクも可能なのでお休みの日に気軽に出来ます。

✓失敗が少ない
照射するだけの施術方法なので大きな失敗は起こりにくいでしょう。初めての施術の人は安心して受けやすいです。

デメリット

✓レーザーの部類としては値段が高い。
医療用HIFUは¥50,000~¥200,000と他のレーザーに比べて少し値段がします。

✓定期的な施術が必要
HIFUは永久的なものではない為、定期的にする必要があります。大体3か月~1年に1回程度をお勧めしているクリニックが多いでしょう。

〈脂肪溶解注射〉

脂肪溶解注射は液剤を希望部位に注入する事でその部分の脂肪を溶かす施術です。BNLS、BNLS NEO、カベリン等があり、HIFU同様多くの種類が存在します。
瞼に必要な量は少なくて良いので1本~2本が最大です。
置いてある製剤はクリニックによって異なるので、どの製剤を使用したいかでクリニック選びをすると良いでしょう。

メリット

✓気軽に出来る
こちらも切ることなく、注入で脂肪を溶かせるので気軽に受けやすい施術でしょう。

✓比較的安価
脂肪溶解注射は安い金額で打ち出しているクリニックが多くあります。安いと¥10,000以下で受けられます。

✓高い技術が不要
脂肪溶解注射は目の上に注入するだけなので高い技術があまりいりません。失敗などもあまりない為安心して受けやすいでしょう。

デメリット

✓効果の実感が少ない可能性がある
脂肪溶解注射の効果は個人差があり、「効果がよく分からなかった」と感じる人もいるようです。BNLS等は数回の注入をお勧めしているクリニックもあるので、事前に把握しておくと良いでしょう。

✓ダウンタイムがある
当日は注入した分の腫れやむくみが目の上にダイレクトに来ます。その後3日~1週間くらいかけて徐々に引いていくでしょう。数日間は大切な予定を入れないように気を付けてください。

〈ROOF切除手術〉

ROOF切除手術(retro-orbicularis oculi fat)は眉毛近くの厚みのある上の方の脂肪を除去する施術です。二重切開法や眼瞼下垂、眉下切開と併用して脂肪除去する事もあります。その場合は皮膚切除も出来る為皮膚が余ったりすることなく目の上の脂肪取りが可能となります。
切開を伴う上、高い技術が必要となるROOF切除手術はクリニックや医師選びを慎重に行う必要があります。

メリット

✓一度で永久的な仕上がりになる
切開し内部処理や皮膚切除まで可能なROOF切除手術は元に戻る事が無いため、1度で気になっていた目元を綺麗に仕上げる事が可能です。

✓二重整形や眉下切開も一緒に出来る
目の上の脂肪取りと一緒に二重整形や眉下切開が出来るのはROOF切除手術の大きなメリットでしょう。ダウンタイムも1回で終わるので併用する人も多いです。

デメリット

✓元に戻せない
切開をして脂肪除去をする為元には戻せません。気に入らない、前の方が良かったと思っても元に戻せない為施術は安易にしないようにしましょう。

✓ダウンタイムが長め
ROOF切除手術はダウンタイムが少し長いです。完全な完成は3か月~6か月程度診ておく必要があります。

✓痛みが強い
他の施術と比べて少し痛みが強い施術だと言えるでしょう。麻酔や痛み止めの内服は使用できますので上手く利用してダウンタイムを乗り切る覚悟を持ちましょう。

✓料金
¥400,000前後する料金設定は少し高めです。他の施術も併用すると更に追加料金がかかるので比較的高めの施術だと言えます。

〈上眼窩脂肪除去〉

眼窩脂肪除去は眼球をぐるりと囲っている脂肪を取る方法です。目の上側を除去するなら“目の上の眼窩脂肪除去”で、目の下側なら“目の下の眼窩脂肪除去”となります。
目の上に小さな穴を開けて脂肪を除去する切開を伴う施術にはなりますが、ROOF切除手術程のダウンタイムはありません。

メリット

✓目の上の脂肪だけを取り除ける
目の上を少し切開して脂肪を取り出すため、切らない施術方法よりも確実に効果の実感を得られます。

✓再発が無い
上眼窩脂肪除去は再発する事はありません。1回で確実に綺麗になりたいと思っている人にお勧めです。

✓料金
料金はクリニックによって差がありますが¥100,000~¥300,000程が平均でしょう。
切開を伴う施術にしては比較的安い方だと言えます

デメリット

✓ダウンタイムがある
切開をするのでダウンタイムがあります。しかし比較的短く、2週間~1か月程度で終了するので短い方ではあります。

【まとめ】

瞼の脂肪取りには様々な種類とメリット・デメリットがありました。自分に合う方法を見つけて後悔の無い施術をしたいですね。

ABOUT US
Ren美容ライター 兵庫県出身 36歳
悩みに悩んだ美容整形で失敗し人生どん底まで落ち込んだ私が今後私と同じような人が出ないように美容整形を経験された方の実体験や美容整形外科に勤務歴のある方からの確かな情報収集をまとめたブログサイトです。