瞼(まぶた)の脂肪取りで失敗しない!知っておくべき7つの項目

“目元が腫れぼったい”“アイプチが上手くいかない”“二重にしてもハム目になる”こんなお悩みがある人、実は瞼の脂肪取りが適しているかもしれません。
瞼の脂肪取りは目の上の脂肪を除去する事で目の上をすっきり見えるようになったり二重ラインが綺麗にでたりします。
しかし、瞼の脂肪を取るってなんだか怖い気もしますよね。

そんなあなたに、瞼の脂肪取りで失敗しない為の知識と確認事項を解説させて頂きます。

なぜ瞼には脂肪がついているのか?

瞼の脂肪は眼球をぐるりと囲っており、目の下部分まで繋がっています。
あなたがいらないと思っている瞼の脂肪には実は様々な役割があります。

役割①瞼の脂肪は眼球を外部の衝撃や振動等から守るためのクッション材としての機能があります。
役割②眼球を保湿、適温に保つ機能があります。
役割③眼球周りの筋肉に栄養を運ぶ機能があります。
役割④瞼の脂肪は眼輪筋や眼瞼挙筋という目の周りにある筋肉を円滑に動かすための機能があります。

…こうやって見てみると、瞼の脂肪は眼球周りの重要な役割を担っていますね。
尚、これは機能的なものなので多少脂肪を取っても機能の低下はありませんのでご安心ください。知識として把握しておきましょう。

上記の知識を含め、瞼の脂肪取りではどのような失敗が考えられるのでしょうか。リスクや失敗例を事前に確認しておきましょう。

①目が開けにくくなってしまう

瞼の脂肪を取り過ぎてしまうことで起こる失敗の可能性です。瞼の脂肪を取り過ぎてしまうと目を開ける際の筋肉とくっついてしまい、目の開きが悪くなってしまう可能性があります。
対処法:取り過ぎなければ起こりませんので、しっかりと適切な施術判断ができる医師を選ぶことが大切です。

②目の上が窪んで老けた印象になる

こちらも瞼の脂肪を取り過ぎると起こる失敗例です。瞼の脂肪は年齢を重ねるとどんどん下の方へ落ちて行く為、窪んでいきます。フラットな状態がベストなのにも関わらず、瞼の脂肪取りをし過ぎてしまうことで窪みが出来て、老け顔になってしまう可能性があります。
対処法:瞼の脂肪を取った時の自分の顔を想像してみましょう。また、現在10代20代前半の方は特に、年齢を重ねたときに後悔をしないようよく考えて施術を決断しましょう。

③瞼のたるみが出てくる

瞼の脂肪を除去する事で、皮膚がシワっぽくなったりたるんだ印象になってしまう場合があります。これは元々皮膚がたるみやすい体質の人や、多く脂肪を除去した人、年齢上たるみやすい人が当てはまりやすいでしょう。
対処法:施術前に医師とのカウンセリングで瞼の脂肪を取った時に皮膚がたるみやすいかどうかを確認してもらうと良いでしょう。

④左右非対称になる

人はほとんどの人が左右非対称の顔をしています。それはお目元も一緒で、よく見てみると目の開きや二重幅、形などが違う場合があります。医師はそういった目元の差を把握して目の上の脂肪取りをする必要があります。
しかし“左右同じくらいの量を取っておこう”とか“基本的にはこのくらいかな”という意識の元脂肪取りをされてしまうと、左右非対称のお目元になってしまう可能性があります。
対処法:しっかりと一人ひとりを大切にしているような医師を選択する事が大切です。手間ですが何件かカウンセリングに行ってみて、一番親身になってくれた医師や、細かな提案をしてくれる医師を選ぶと良いでしょう。

⑤傷跡が残る

こちらは失敗というよりはリスクに近いでしょう。傷が治りにくい人やケロイド体質の人は施術後中々傷口が綺麗にならなかったり、後として残ってしまう可能性があります。
特に女性の方だと、目の上の施術後はアイシャドウをする際に傷口にアイシャドウが溜まってしまうと言うのをよく聞きます。
対処法:普段から怪我をした傷が治りにくかったり、ぷっくりと傷が残ってしまう人は施術後のダウンタイムが長引いてしまう可能性がある事を知っておいた方が良いでしょう。

⑥感染

こちらも施術をする以上リスクとして把握しておきましょう。切開をする際に傷口に菌が入る事で感染し、発熱したり、炎症を起こしたりしてしまう場合があります。これは清潔な状態で施術を行っていない場合や、施術後すぐに傷口を触ってしまったりすることで発生します。
対処法:感染レベルによって対応方法は異なりますが抗生剤を内服したり、塗り薬を塗ったりすることで治っていきます。放置してしまうと悪化して膿んでしまったり、傷跡として残ってしまったりするのでもし感染の可能性を感じたらすぐにクリニックへ相談しに行きましょう。

⑦元には戻せない

瞼の脂肪は一度除去すると元には戻せません。“前の方が良かった”“イメージしていた仕上がりとは違う”“周りに整形と言われて病んだ”といった後悔をしても、元に戻すことは出来ません。安易な気持ちで施術せず、後悔しないかどうかを考えて施術に踏み切りましょう。
対処法:もしどうしても元に戻したい場合は、ヒアルロン酸注入が可能です。無くなってしまう製剤なので定期的な注入が必要ですが、どうしても前に近い状態になりたいと思ったら対処法として把握しておきましょう。

まとめ

瞼の脂肪取りについて正しい知識と、起りえる失敗やリスクを知っておくことで後悔の無い施術が出来そうですね。

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Ren美容ライター 兵庫県出身 36歳
悩みに悩んだ美容整形で失敗し人生どん底まで落ち込んだ私が今後私と同じような人が出ないように美容整形を経験された方の実体験や美容整形外科に勤務歴のある方からの確かな情報収集をまとめたブログサイトです。