目頭切開って興味があるけど実際のところ向き不向きってあるの?
顔のパーツでも重要となる目の印象を変える目頭切開は、大きな変化をもたらします。
しかし実は目頭切開が向いていない人も中には存在します。
今回は施術を決める前に、目頭切開が向いているのか人どうかが分かる知識をご紹介させて頂きます。
目頭切開とはどんな施術?
目頭は目の中で鼻の部分に一番近い場所です。涙が出そうになる場面を『目頭が熱くなる』と言いますがその時に手でおさえる部分です。
その目頭部分に覆いかぶさっている蒙古ヒダが多いと、目が小さく、離れて見えます。特に欧米系の顔立ちに比べてアジア系は蒙古ヒダが多くあると言われているので当てはまる人も多いかもしれません。
この部分を無くすのが目頭切開です。目頭切開をすることで目の横幅が大きくなったり、二重と一緒に施術する事で並行ラインに近づける可能性が上がったり、離れ目の印象を無くせたりします。
施術自体も15分~1時間程度で終わるので、比較的踏み込みやすいです。しかし、踏み込みやすいからこそ、不要なのに何となく施術してしまう人や、向いていない人がクリニックに進められて安易に施術を決めてしまうケースも多くあります。
目頭切開が向いていない人の特徴とは
①目と目の間が近い人
目頭切開は目と目の間の幅を広げる施術でもあります。元々目と目の距離が近い人は目頭切開をすることで不自然に目が中心に寄って見えるので向いていません。
“離れ目”や“魚系の顔”と呼ばれるような両方の目が顔の外側にあるような人が目頭切開に適しています。目を大きくしたいと思っても今の目元が比較的距離が近い場合は施術自体を検討しなおしても良いかもしれません。
②蒙古ヒダが無い人
目頭切開は蒙古ヒダを無くす施術です。
目が離れていても蒙古ヒダが無い場合が施術の効果が薄いでしょう。蒙古ヒダは目頭側に覆いかぶさっている皮膚のようなものです。
ご自身の目元がそもそも蒙古ヒダがあるのかどうかを確認してから、目頭切開をするかどうか決めましょう。
③顔のパーツが中心によっている人
顔全体のパーツが中心に寄っている人は目頭切開をすることで、より中心に寄ってしまうので向いていません。整形で重要なのは“目を大きくしたい”とか“顎を尖らせたい”という個々のパーツ改善を考えるのではなく、“もう少し目の幅があると鼻とのバランスが良くなるな”とか“鼻筋を作ればのっぺりした印象が緩和されそうだな”といった感じで、全体的に綺麗でバランスの取れた顔に近づけるというのを重要視した方が綺麗になりやすいです。
目頭だけではなく顔のパーツ全体を俯瞰して見る事が大切です。
④傷跡が残りやすい人
極端に傷が残りやすい人は目頭切開法が向いていないかもしれません。また、ケロイド体質(傷口がぷっくりと盛り上がる状態)の人も同様です。
目頭切開は基本的に皮膚の表側を切開するので傷が残りやすい人は目頭がいつまでたっても赤かったり、傷としてずっと残ってしまう場合があります。
特に三日月法等は傷が目立つので控えた方が良いでしょう。他の施術も基本的には表側を切開していくので、傷が残らないという保証はありません。
⑤何となく目を大きくしたいと思っている人
“目が大きい方が可愛い”“私が好きな顔の人はみんな目が大きい”といった考えで目頭切開を決める人がいます。③と同じで、パーツだけに固執してしまうと全体的なバランスが崩れたり、違和感を感じるような顔立ちになってしまう場合があります。
憧れの顔や好みの目があるのは良い事ですが、その見た目が自分の顔に似合ってくるかどうかはまた別物です。自分の顔を研究して、どこを変化させると良いのかというマインドで整形を考えると成功しやすいでしょう。
⑥二重ラインを平行にしたく無い人
目頭切開の主な効果は目頭側の横幅を広げることです。しかし良くも悪くも目頭切開は二重のラインに影響する場合があります。目頭切開をすることで二重ラインが平行っぽくなる人がいます。この平行ラインを希望するなら最高の副産物ですがそうでない場合は注意が必要です。
少し狭いラインや、目頭から始まっているような末広がりのラインが好みの人は目頭切開をすることで形が変わってしまう場合がある事を知っておきましょう。
⑦誰にもバレたく無い人
目頭切開は顔の中心部分に近い為かなりバレやすい場所です。抜糸までの間は目頭部分にテープが張ってあり、抜糸後は1カ月間ほど強い赤みが目立ちます。完成は3か月程度と言われていますが、3か月経過してもまだ赤みが残っている人もいます。(数か月~1年程度で徐々に改善していきます。)
その間に誰とも会わずに過ごせる人や、ある程度ばれても良い人は問題ありませんが、絶対にバレたくない人には難関な道かもしれません。
まとめ
目頭切開をすれば必ず可愛くなるというワケではなさそうです。目頭切開に限らずですが、自分に合った施術を選ぶことで失敗がなくなります。是非ご参考下さいませ。