脂肪吸引のダウンタイムを各部位ごとに解説!それぞれに必要な対処法とは?

脂肪吸引って気になるけど痛みとかダウンタイムとかどうなんだろう?
二の腕やお腹、太ももなどそれぞれどんな感じなのか気になりますよね。

今回は脂肪吸引のダウンタイムについて各部位ごとに解説します。

脂肪吸引が出来る部位について

脂肪吸引は全身のほとんどが可能です。特に人気なのが太もも、腹部、顔、上腕の4か所です。次に背中、下腿、マニアックな部分だと臀部や恥骨部なんて場所もあります。
気になっているところがたくさんある場合はどこからすればいいの?という質問をいただくことがありますが“1番初めはここの部位がお勧め”というものはありません。
強いて言うなら一番気になっている部分からしてみるのが良いでしょう。人によってはダウンタイムが一番辛そうな部位から初めて、その部位が乗り越えられたら他の部位も検討しようという考えの人もいます。

1回の施術で取れる量の限界

『ダウンタイムを何回も味わうのは嫌だから、全身を1回で全部取って欲しい!』と思うかもしれません。しかし脂肪吸引は脂肪除去と共に多くの出血もします。安全を考慮しなければならないので、同時に出来る部位には限りがあります。

例えば、腹部と太ももはどちらも広い範囲で脂肪も多く取れる部位なので、同時には出来ません。また、太ももと下腿は同じ足の部分なのでダウンタイム(特にむくみ)が酷くなる為同時はお勧めされていません。あとは元々の体重がかなりある人の場合は、1か所でだけでも取れすぎてしまうので、その際は1か所を2回に分けて施術しないといけません。
つまり、何か所も検討している人は、ある程度何回かダウンタイムを経験しないといけないという事です。

各部位のダウンタイムとは

それでは各部位のダウンタイムについて見ていきましょう。今回は特に人気の部位をご紹介させて頂きますので、これを参考にどの部位を一番初めにしてみるのか、検討している部位はどの程度のダウンタイムなのかを参考にしてみてください。

〈大腿〉

大腿とは、太ももの部分の事です。一般的に太ももは付け根から膝上部分に当たります。広範囲で取れる量も多く、また足は日常生活でよく使う部位の為ダウンタイム中も特につらいとされている部位でしょう。
・痛み
大腿の痛みは麻酔が切れてから翌日がピークです。歩くスピードは人によってかなりゆっくりになるでしょう。その後2週間くらいで痛みは改善していきます。最後の方は拘縮(回復していく過程で硬くなっていく現象)によりツッパリ感や引きつった感じが出てきます。
なんとなく違和感を感じますが、その後徐々に気にならなくなり、そのまま回復します。

・腫れ
1週間~2週間程度は腫れやむくみが強く出ます。むくみに関しては下に落ちていくので、足の指までむくみます。ブーツや伸びないジーンズなどは履けなくなるので気を付けてください。腫れやむくみがあっても圧迫しないといけないので初めの時は辛いかもしれませんが、しばらくすると慣れてきます。

・内出血
内出血は大腿全体に出てきます。ピークは1週間から2週間くらいの時期です。今まで見たことが無い範囲での内出血を見て驚くかもしれませんが、ちゃんと回復していくので安心してください。通常の内出血と同様、黄色っぽくなっていき、消失します。

・傷口
通常の大腿の施術をした場合はお尻の付け根部分や膝上、ひざ下、付け根部分に左右対称の傷が付きます。女性の場合、傷口はパンツを履いても少しはみ出る部分に出来る人がほとんどです。数か月かけて徐々に傷は薄くなっていきます。

〈腹部〉

・痛み
腹部の痛みも大体に続いて強めだと言われています。麻酔が切れた時から翌日がピークなのは変わりませんが、腹部の何が辛いかというと圧迫です。コルセットのような形の圧迫は苦しくて、それは痛み以上に辛いかもしれません。腹部は特に食事をする時や寝る時が辛いです。

・腫れ
腫れは1種間~2週間程度出てきますが、大体ほどではないでしょう。むくむ感じもあるかもしれませんが腫れが一辛かったと感じる人は腹部ではあまりいないようです。

・内出血
お腹全体に内出血が出ます。1週間~2週間程度、こちらも今まで見たことが無い広範囲の内出血だと思いますが徐々に黄色っぽくなり回復します。腰部分にも出てきます。

・傷口
腹部の傷口は肋骨部分、おへその下、腰の部分に左右対称に出ます。こちらも数か月単位で少しずつ薄くなっていきます。跡が残ってしまうのでデニムなどで傷口が擦れないように気を付けましょう。

〈二の腕〉

・痛み
二の腕も麻酔が切れてから翌日がピークです。二の腕は痛みと共に、しばらく腕が上がらないかもしれません。無理に上げるのはNGなので回復に合わせて少しずつ腕の可動域を増やしていきましょう。

・腫れ
腫れは二の腕の部分から指先まで徐々に落ちてきます。むくみと合わせてくるので、ピーク時の1週間前後は施術をしていない肘から指先まで少し腫れぼったい感じになると思っていましょう。

・内出血
内出血は二の腕の部分全体に出てきます。特に重力上下の部分(振袖と呼ばれる場所)に内出血が来ます。他の部位同様1週間~2週間程度で改善していきます。

・傷口
傷口は付け根の部分と肘部分です。上腕はクリニックによって傷口に差があるかもしれませんのでどこに傷が付くのか事前に確認してみましょう。

〈顔〉

・痛み
顔の痛みは脂肪吸引の中では比較的軽度です。麻酔が切れてから翌日がピークで数日たてばほとんどの人がそこまで痛みを感じないようです。
顔は圧迫が絶対に見える部分になってしまう為、その期間は辛いと言えます。外出中も出来れば付けておきたいので、周りの知り合いには気が付かれやすいかもしれません。

・腫れ
顔の腫れは目に見えて分かるので驚く方もいます。むくみもあるので顔の形が変わる人もいます。(腫れとむくみで丸っぽい顔の形になります。)顔の主な施術部位は頬、顎下、メーラーに分けられます。その部位から下の部分(首も含む)は1週間程度腫れが出るでしょう。

・内出血
首下まで内出血が出る顔は、期間中にタートルネックやマフラー、ストールなどを着用して誤魔化す人が多いです。夏は不自然なので季節的には冬の時期に検討する人が多い部位です。1週間前後で回復する人が多いです。

・傷口
傷口はどの部位を施術するかで変わります。基本的に顎下、耳の下、鼻の中からが一般的なので、希望する部位の傷口はどこなのか確認してみましょう。

まとめ

部位によってダウンタイムの出かたや対処法が違いました。施術前にご参考下さいませ。

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Ren美容ライター 兵庫県出身 36歳
悩みに悩んだ美容整形で失敗し人生どん底まで落ち込んだ私が今後私と同じような人が出ないように美容整形を経験された方の実体験や美容整形外科に勤務歴のある方からの確かな情報収集をまとめたブログサイトです。