もう失敗しない!フェイスリフトのリスクと4つの注意点を徹底解説

年齢を重ねて顔のたるみが気になってきた…。
そんな時に解決してくれるのが切るフェイスリフトです。
切るフェイスリフトは切らないヒアルロン酸注入や糸リフトと違い、たるみの根本解決が出来る美容整形です。

しかし大きな整形の為失敗しないかなど不安になる人も大変多いです。
今回は失敗しない為のフェイスリフトの注意点を解説させて頂きます。

考えられるフェイスリフトの失敗とは

切るフェイスリフトとは全切開するものと一部分を切開するものの2種類あります。
(今回切らないフェイスリフトは題材に入れておりません)
大なり小なりどちらも皮膚を切開し、文字通り顔を引き上げます。その際考えられる失敗は何点かありますが事前の知識やクリニック選びでその不安はかなり減るでしょう。

リスク①内部処理をしっかりしていない事により効果が得られない

フェイスリフトは皮膚の切除とSMAS(Superficial Musculo Aponeurotic System)
という部分を引き上げる事で根本的なリフトアップをする施術です。しかしSMASをしっかり上げきれない、引き上げが足りないなど内部処理をしっかり出来ていない場合、求める効果が得られない可能性があります。
予防策はフェイスリフトを得意とする実例の多い医師を選ぶことです。

リスク②皮膚を切除しすぎで引きつった仕上がりになる

たるんだ皮膚を引き上げて余った皮膚を切除するフェイスリフトですが、引き上げと切除をし過ぎると不自然で引きつったような顔つきになってしまいます。
技術はもちろん、美的センス(どのくらいの引き上げが綺麗と感じるか)が重要なので症例を確認し、求めている加減のリフトアップをしてくれる医師にお願いすると良いでしょう。

リスク③左右差

フェイスリフトは右と左を順番に行います。片方の引き上げをしたらもう片方も同じくらいの引き上げにしないといけません。人によってはたるみ具合に左右差がある人もいるのでその場合も調整をする必要があります。細かく調整してくれる医師である事が必須条件です。

リスク④止血不足による血種

顔の頬部分をほとんど剥離するので丁寧な切開と止血作業が必要です。この止血作業を怠ると出血が内部で多く出てしまいそれが血種へと繋がります。血種とは皮膚内で出血した血液が溜まって腫瘤状になる状態です。血種になってしまうと身体には害になるので、これをほっておくと仕上がりに影響が出てしまいます。しっかりと時間をかけて丁寧に施術をしてくれるクリニック選びが大切です。

これは失敗ではない!フェイスリフトで起こり得る後遺症とは

フェイスリフトの施術をすることで後遺症が残る可能性があります。これらは失敗ではなく許容範囲として受け入れなければならない可能性なので事前に知っておきましょう。

後遺症①感覚の鈍さ

広範囲の切開をする為、神経もある程度傷つきます。見た目が治ってきても感覚の鈍さが長く残ることがあります。これは施術方法上仕方がない後遺症と言えます。年単位で徐々に回復していくので長い目で回復するのを見ておく必要があります。

後遺症②もみあげの消失

フェイスリフトはこめかみの少し下の部分から耳の裏にかけて切開し皮膚切除をします。切除する時に元々あったもみあげも一緒に切除されてしまう場合があります。(引き上げる具合によっては残る人もいます)髪の長い人ならももみあげが無くなってもあまり気にならないかもしれませんが。ショートヘアーの人だとヘアスタイルが変わる場合があります。

後遺症③傷跡

比較的大きな範囲の切開をする為、傷はしばらく目立つ可能性があります。
術後数か月は美容院に行くとバレてしまうと思います。傷の治り方は個人差があるので傷跡がすぐ分からなくなる人もいればずっと残ってしまう人もいます。

後遺症④輪郭の変形

良くも悪くも顔を引き上げるので前の輪郭とは異なります。丸い感じの顔が好きだったのにシャープな感じになってしまった等が上げられます。

フェイスリフト施術後の注意点

フェイスリフトは施術後の注意点も多くあります。施術後に“これってどうすれば良いの!?”とならないように事前に確認しておきましょう。

注意点①毛染めは3か月ほど控える

髪の生え際を切開する為、施術後はしばらく毛染めを控える必要があります。期間はクリニックによって異なりますが、3か月程度は控えておいた方が安心です。
施術前に染めなくていい黒色にしておくなどして対策しておきましょう。

注意点②圧迫期間はしっかり守る

フェイスリフトは施術後の圧迫がかなり大切になります。圧迫はしっかりすればするほど仕上がりが綺麗になるので、圧迫期間はしっかり守りましょう。

注意点③施術後の老化によりたるむ事はある

フェイスリフトは今現在のたるみ改善をしますが、その後一生たるまないという事ではありません。施術後の老化により、そこからまたたるんでいく可能性はあります。
フェイスリフトは一生のうちに多くても2回くらいが限度です。施術するタイミングを早めすぎないようにしましょう。

注意点④ヒアルロン酸等の効果が出にくくなる

切開して剥がした皮膚の下は、治っていく過程で硬くなります。その為フェイスリフトで切開した部分はヒアルロン酸を入れても上手く持ち上がらない(効果が出にくい)可能性があります。

まとめ

事前に注意点やリスクを知っておくことで正しいクリニック選びや施術後の過ごし方が分かりました。フェイスリフトは大きな施術なので不安が無い状態で挑みたいですね。

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Ren美容ライター 兵庫県出身 36歳
悩みに悩んだ美容整形で失敗し人生どん底まで落ち込んだ私が今後私と同じような人が出ないように美容整形を経験された方の実体験や美容整形外科に勤務歴のある方からの確かな情報収集をまとめたブログサイトです。