鼻のヒアルロン酸はどのくらい持つ?持続する期間を分かりやすく解説

鼻にヒアルロン酸注入がしたい!でも調べてみると結構料金も高い気がする…。

これですぐなくなっちゃうなら金ドブになるし、迷ってしまいますよね。

今回は実際に鼻のヒアルロン酸はどのくらい持つのか、分かりやすく解説させて頂きます。

ヒアルロン酸が無くなるとされているのは半年~2年の間

多くのクリニックではヒアルロン酸の持ちは半年~2年前後としています。

しかしよく考えてみると半年と2年って大きな差がありますよね。

半年に一度の数万円と2年に1度の数万円では維持コストが大きく変わります。

この1年半の差はなぜなのでしょうか?

持続期間が異なる理由

鼻ヒアルロン酸の持ちというのは言い方を変えると“どのくらいで無くなるのか”ということです。注入後、ヒアルロン酸がなぜ無くなっていくのかという理由を知ることで持続期間を細かく予測することが可能です。まずは持続期間の差はなぜ生まれるのかを解説します。

理由①:人によって“無くなった”の感じ方が違うから

ヒアルロン酸注入は実際に全てなくなるまで約5年程度あると言われています。

しかし多くのクリニックで半年~2年と伝えているのはなぜなのでしょうか?

実は理由の一つに“個人の感覚”を重要視しているのがあります。

美容クリニックは自由診療の為、安くない金額設定されているところがほとんどです。

高額な金額を支払う程クリニックへの期待度は上がる為、その分失望させてしまう可能性も上がってしまいます。

その中で『できる』と言って『できない』よりも、『できない』ことが『できた』方が満足度を上げられます。

つまり、ヒアルロン酸注入後2年持つ、といって半年で無くなったと感じさせるよりも、半年から2年程度と伝えておいた方が顧客とを失望させにくいのです。

感覚は人によって大きく異なるので、この“半年~2年”という情報になってくるのです。

理由②:注入回数によって持続期間が異なるから

鼻へのヒアルロン酸注入は注入回数によって減りが異なります。適切な期間で定期的に注入をしていると人は1回目の注入の人よりも格段に持ちが良いです。

1回目の注入が半年前後に無くなったと感じても、2回3回と繰り返すことでどんどん長期間気にならなくなっていくことが多いです。

そして注入するまでの期間や注入量によっても持続期間が異なってくるため、全体を通して半年~2年となっているのです。私も1回目は数か月で無くなってきたなと感じましたが3回程度注入した後は基本的な鼻の高さを1年程度持続する事が出来ました。

理由③:日ごろの生活でヒアルロン酸の減り方が変わってくるから

ヒアルロン酸注入は日ごろの生活によって持続期間が異なります。

普段顔のマッサージを良くする人や美容皮膚科のレーザー施術をする人は減りが早いとされています。熱を加えたり、注入部位に圧力をかけると減りやすいとされているからです。注入後の生活まではクリニックで管理が出来ない為、どのように生活しても持続すると予測される最短期間の半年から、長持ちする人の2年程度までの期間を記載しているというのもあるでしょう。

理由④:注入部位と製剤の硬さで減り方が違うから

ヒアルロン酸の製材は何種類かあり、各部位に適した硬さの製材を注入します。

やはり製剤は堅い方が持ちも良いとされていて、逆に柔らかい製剤はすぐ吸収されてしまいます。また涙袋は比較的持ちが良い部位となっていて、一度注入したら次の注入まで1年以上あける人が多くいます。鼻は1回目だと比較的すぐなくなったと感じる人が多いですが、数回積み重ねる事で持続していると感じる人が多いです。

つまり、どこに注入するかと何を注入するかの掛け算で、どの程度減っていくかが変わるので持続期間も差が出てしまうという事です。

持続は注入回数とその人の感覚、後は生活習慣によって異なるのが分かります。

次は持ちというデメリットを逆手に取ったクリニックによる落とし穴です。

絶対に入れてはいけない“非吸収製剤”とは

こうやって理由を見てみると結果、鼻のヒアルロン酸は維持コストが高いのではないかと感じてしまうかもしれません。

しかしここで気を付けて頂きたい施術の紹介をさせて頂きます。

この持続期間をデメリットとするヒアルロン酸を克服した製剤として【レディエッセ】【アクアミド】といった“非吸収製剤”というものがあります。

簡単に言うと溶けない製剤です。売り文句はヒアルロン酸のように溶けないのに、注入で出来るからプロテーゼのような仕上がりになります!というもの。

しかし、この製剤は要注意。

溶けないと言っても身体に吸収されないだけで形状はジェルなのでどんどん体内で形が変わっていきます。そしてそのまま無くならないので追加注入すると仕上がりが悪くなっていってしまいます。

また溶けないので失敗しても気に入らなくてもリセットも出来ません。

(切開して掻き出すしかありません。)

無くなってしまうというデメリットのヒアルロン酸が嫌だと思っても、もっとデメリットである非吸収製剤を安易に注入しないようにしてください。

長持ちしたいという理由で大量注入をしない

たくさん入れればその分無くなる時間も長くなる!この理由で希望の鼻の高さよりも多めに注入を希望する方がいますがこの方法はあまりお勧めしません。

ヒアルロン酸注入の目的はあくまで今の鼻より高く綺麗にすることであって、長持ちさせることが最優先事項ではないからです。

正しい製剤を適切な量で注入し、綺麗な状態を保つために出来る事をしましょう。

まとめ

鼻のヒアルロン酸の持ちは何回入れるかと何を入れるかで変わってくるのが分かりました。

日ごろの生活でも持続期間が変わってくるので注入後は長く持つように注意をすると低コストで注入する事が出来そうです。

ABOUT US
Ren美容ライター 兵庫県出身 36歳
悩みに悩んだ美容整形で失敗し人生どん底まで落ち込んだ私が今後私と同じような人が出ないように美容整形を経験された方の実体験や美容整形外科に勤務歴のある方からの確かな情報収集をまとめたブログサイトです。